先月
時間をひねり出して阿修羅を訪ねた。
娘を奪ったインドラ(帝釈天)に怒り心頭で闘った阿修羅の面影はそこにはなく、穏やかな正面の顔が印象的だった。
興福寺 唐招提寺 東大寺 法隆寺 元興寺
仏像をめぐる二日間は心やすらぐ至福の時。
仏殿に入る時 一礼し、仏像の前で手を合わせ 退出する時も一礼する。
奈良を観光地と呼ぶには軽率な感じがする。
日本人のこころの故郷だ。
それにしても
どこに行っても Chinese !! Chinese !! Chinese !!
徒党を組み、大声で闊歩する。
仏像にカメラを向ける。
もちろん仏像に手を合わせるChineseは皆無だ。
礼儀正しく秩序ある日本人を改めて誇りに思う。
そう感じることのできた奈良だった。
今回
阿修羅を訪ねるか、熊本城を訪ねるか。
実は迷った。
加藤清正の天下の名城を、特に秀頼の為に用意したと言われる昭君之間を見たかったのだが、1泊2日では厳しいと思い今回は阿修羅に軍配を上げたのだった。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
春日大社で発見した 直江兼続と宇喜多秀家。
戦国時代オタクの自分には痺れすぎる出会いだった。
あをによし
この写真がまさに “あをによし”
今年もう一回、奈良を訪ねると決めた。