白秋記

株式会社 コモードの横道です。 2012年10月15日 静岡県菊川市下内田に産声をあげた通所介護施設“デイサービス かなで”。 2023年4月1日 社員さんの総数は役員を含めて70人。 みんなの力でまだまだ成長中のコモードです。 おかげさまで還暦を機に社長を退任し会長などというポストまでいただきましたが、晴耕雨読の生活はまだまだ先。70歳まで走ります。 たまに毒を吐くときもありますが、そんな時はスルーしてくださいませ。

2012年09月

台風が近づいているようですが、ここ菊川市下内田は快晴です。
厨房では厨房スタッフのみなさんが来週から始まる昼食づくりの準備をしてくれております。
たくさんの食材がクール宅急便で運ばれてきました。

そう。来週10月1日はコモードの入社式。
頼もしい仲間がようやく一堂に会します。

昨年の9月13日に会社を登記してコモードのスタートを切ったものの先月15日までは“孤独”でありました。
しかし、ようやく1馬力から十数馬力となります。

これから楽しいことも辛いこともたくさんあるのでしょう。

でも

みんなひとりじゃあないからね。

楽しさは倍に。辛さはみんなで分かち合おう。


コモードの創業スタッフ

介護士:6人
看護師:1人
理学療法士:1人
作業療法士:1人
音楽療法士:1人
鍼灸・マッサージ師:1人

そろそろ、このブログのタイトルも変更します。思案中…
そして、デイサービスかなで スタッフによる日記も始めましょう。乞うご期待 (*・ω・)ノ

写真 
昨日から施設前のエリアを再舗装しております。
アスファルトから発する熱と太陽熱で作業が大変なことは素人の僕でもわかります。


この風景を見ていて思い出したことがあります。
それは鬼軍曹の名言です。
 

ピアノ…
どんな印象をみなさんはお持ちでしょうか。
華やかなイメージ、ハイソなイメージ、女性的なイメージ。
 


リヒテル、ホロヴィッツ、アシュケナージ
実は世界のトップクラスのピアニストは男性が多いのですが、ピアニスト(プロ・アマ問わず)の数は圧倒的に女性の方が多いのです。ピアノに対するイメージもそれが所以でしょう。

製造
SUMIYA に入社して間もないころにヤマハのピアノ工場を見学しました。浜松のGP工場、掛川のUP工場です。
当時の工場に女性の姿を見ることはありませんでした。

運搬
ピアノは大変に重い楽器です。一般の人には運べません。僕は何度もピアノ納入の場面を見ましたが、頑強な体躯の男たちが必死で搬入する姿は感動すらします。

メンテナンス
調律はピアノにとって必要なことです。最近は女性も増えましたが調律師も男性が圧倒的に多いのです。一見ラクそうに見えますが、両足を踏ん張り、器具を巧みに扱いながら研ぎ澄まされた聴覚で延々と孤独にする作業は、これも感動ものです。

販売
そして最後に、ピアノを販売する営業マン。
幸いにして僕はこの担当ではありませんでしたが、それはそれは大変な部署でした。数十人の男性営業マンが夜遅くまでお客様を訪問しておりました。『売れるまで帰ってくるな!!』ホントにそんな怒声を聞いたことが何度もありました。ここも男性の職場です。

この事実を知ったある日、ピアノ販売部署の社内でも有名な鬼のフジタ課長が僕に言葉をかけてくれました。
『ステージに輝くピアノの背景には男たちの汗と涙があるんだ。それを知って感謝する心を持った女性だけが素晴らしいピアニストに育っていくんだよ。』

妙に納得させられた鬼軍曹の名言です。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

デイサービス かなで まもなくオープンします。
そこはほとんど女性の職場です。(男性スタッフも重要な役割を担いますが)

かなでのスタッフは施設オープンまでにたくさんの汗を流された男性職人さんたちの努力を忘れないでいてくれることでしょう。.。゚+.(・∀・)゚+.゚ そんなハートを持った方々ばかりを仲間にいたしました。

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