黙って俺について来いは今の時代は通用しません。
やっぱり、会社のトップは言葉を発しなければならないのです。
誰に発するのか。
誰に対して発するのか。
何の事象に対していつ発するのか。
もう考え出しただけで僕は無口になりそうです。
社長の言葉。それは武器です。
社長に声をかけられて不愉快になる人はまずいません。
社長に声をかけられないと不安になり悲しむスタッフはいるかもしれません。
社長の言葉。それは武器です。
株式会社 コモードの横道です。 2012年10月15日 静岡県菊川市下内田に産声をあげた通所介護施設“デイサービス かなで”。 2023年4月1日 社員さんの総数は役員を含めて70人。 みんなの力でまだまだ成長中のコモードです。 おかげさまで還暦を機に社長を退任し会長などというポストまでいただきましたが、晴耕雨読の生活はまだまだ先。70歳まで走ります。 たまに毒を吐くときもありますが、そんな時はスルーしてくださいませ。
なにしろスポーツ観戦が好きなのです。
最近はスカッとすることが先週・月曜日のしゃぶしゃぶ以外全くなくどよ~んとした日が続いていたので、昨日は気晴らしも兼ねて草薙球技場に行ってきました。
第90回全国高校サッカー選手権大会・静岡県大会
決勝トーナメント3回戦
第1試合 藤枝明誠 vs 浜松開誠館 第2試合 清水東高 vs 藤枝東高
入場料は1,000円、高校野球は600円。ちょっと、サッカーはリーズナブルじゃあないね。
第1試合勝者は清水商と、第2試合の勝者は静岡学園と準決勝で対戦します。
さて、第1試合は特別シード・藤枝明誠が1点ビハインドで後半に挑みます。
後半5分、藤枝明誠はPKにより同点に追い付くのですが、僕はここでいいシーンを見ました。
このPK、浜松開誠館のゴールキーパーはレッドカードで退場です。その退場処分となった選手が藤枝明誠のベンチ前を通る時に藤枝明誠・監督の田村先生が肩をポンと叩きねぎらいの言葉をかけたのです。
殺伐とする指導者も多い中で田村先生は真の教育者だと僕はこのシーンを見ただけでそう感じました。
スカンジナビア航空を赤字から救った元社長のヤン・カールソン氏の『真実の瞬間』という著書がありますが、まさに田村先生の真実の瞬間です。
昨日は応援する藤枝明誠は勝利したものの、残念ながら清水東は敗退しました。
しかし高校生の部活動にこころを癒された気分です。こんな素直な気持ちで清水東の敗退を受け入れられたのも藤枝明誠・サッカー部監督の田村先生のおかげでした。
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清水東の敗退で周囲の視線をはばかることなく涙する僕と同年代の男性女性の集団がありました。清水東高校サッカー部生徒の保護者たちです。彼らも子どもと一緒に青春していたのですね。僕も気持はよくわかります。子供と親の夢が途切れた事実はありますが、この保護者たちは間違いいなく幸せ者の集団です。