白秋記

株式会社 コモードの横道です。 2012年10月15日 静岡県菊川市下内田に産声をあげた通所介護施設“デイサービス かなで”。 2023年4月1日 社員さんの総数は役員を含めて70人。 みんなの力でまだまだ成長中のコモードです。 おかげさまで還暦を機に社長を退任し会長などというポストまでいただきましたが、晴耕雨読の生活はまだまだ先。70歳まで走ります。 たまに毒を吐くときもありますが、そんな時はスルーしてくださいませ。

Day service Kanade operated by the comodo, Inc.
Will be opened October 15, 2012.
And we will do our best for customer satisfaction.

Thank you

孝行したい時分に親はなし
 
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 間も無く梅雨入りを迎える五月晴れの朝、80歳の親父が突然逝ってしまいました。祖父母の思い出がない自分にとっては、初めての肉親との別れです。

 よく、その歳まで生きたんだから往生だね、とか人は言いますが、息子にとっては何歳になっても親父は親父。慰めにはならず寧ろ その言葉に苛立ちさえ覚えます。

 

 デイサービスかなでには多くの方々の父親であり母親であり祖父母であるご利用者様が来てくださいます。おひとりおひとりが ご家族にとってはかけがえのない最愛の人。そんな当たり前のことを改めて痛感させられた出来事でした。


 第5期に入ったコモードのテーマは「おもてなし」

 接遇基本指針《かなでブランド》を確立することにより、ホスピタリティの充実をいたします。

 ホスピタリティの充実はスタッフのハートが決定します。

 丸3年を経た今、デイサービスかなでには この高い目標を達成しうる人財が揃ったと自負しております。


 ご家族にとって大切なご利用者様。ご家族と離れている1日僅か9時間弱の時間ですが、私たちは精一杯 ご家族の皆様の替わりに孝行してまいります。

 

 前期に引き続き ご指導ご鞭撻をお願い申しあげます。

 

 

 今年も最後にこの言葉を…

 

 高齢者は心身機能が衰え、無気力 無感情な弱者ではない。高齢者は判断能力・思慮深さ・英知・人生経験を備え、たとえ身体機能は低下しても精神機能は衰えず、最期の時まで成長・成熟・完成を目指し、世の為 人の為に貢献する意欲を持ち続ける人たちである。

 

 

 そして ありがとう 親父

 

 

平成27年9月15日

最近 ご利用者さま お二人がご逝去されました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

上品で素敵なご婦人でした。
お身体が自由な頃から活発に社会に貢献されていらしたことでしょう。

かなでで振りまいてくださった笑顔が忘れられません。訃報を耳にした時は驚きを禁じ得ず残念でなりませんでした。



介護は知的感情労働です。

今日も、かなでキャストはご利用者さまに明るく接し、精一杯の笑顔を振りまいてくれています。

ご逝去された訃報に一番強く悲しみを感じているのは 間違いなく かなでキャストです。僕ではありません。


彼らのプロ根性に敬服するとともに 尊敬し頼もしく思います。




天寿…

人生の最期の時間を共有させて頂く事の重みを改めて感じます。

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介護
やビジネスの話題ではないけど、今日はお許しを。

本日午前中に東京箱根間往
復大学駅伝競走予選会が開催された。
下馬評では偉大なる記録が途切
れんばかりであったが、中大は86回連続89回目の第91回大会出場を果たした。正月も『C』のユニホームを見ることができる。

※ 主将の永井君ほか町澤君・藤井君・三宅君不在の中での突破はお見事。


中大の箱根不出場は過去2回
第1回と第5回だ。第4回大会は2位、第6回大会は3位、第7回大会は初優勝を果たしている。第4回大会と第6回大会両方に出場している選手は4人。戦力は充実していたようにも思える。どうも第5回大会を欠場した理由がわからないので歴史を紐解いてみた。

1923年9月1日 関東大震災
おそらくこれが最大の理由ではないか。近年の東日本大震災にあたって様々な行事の自粛や震災関連へのボランティア活動があった。当時の中大の選手たちは多くの葛藤と議論の末、不出場を決めたのではないかと推察するのだが…。



何はともあれ予選会を走った中大健児のみなさん お疲れさま。
ほんとよく頑張ったね。君たちのこれからの人生でも、これほどのプレッシャーはそうはないよ。 

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また台風です。

18号は営業開始時間を遅らせることによってご利用者様をお迎えすることができました。
19号の進路と規模は私たちのプラン設計にかなり厄介なものとなっています。

私たちは簡単に休めないのです。
私たちの施設を必要としてご利用者様は来てくださっています。

昼食を召し上がっていただくこと
入浴をしていただくこと
生活機能訓練をしていただくこと
そして看護師によるメディカルチェックはとても大切なことです。

我々が休んでしまったら、
ご利用者様はその大切な一連のサービスを受ける機会を失ってしまいます。 
基本はご利用者様はサービスを受ける権利があり、私たちはそれを約束する義務があるのです。


私たちはその対価として報酬を頂きます。
自治体から9割、ご利用者様から1割です。

介護施設は地域社会において大切な社会資源のひとつです。
ある意味において“国”から委託されています。それ故、簡単に休むことができないのです。


もちろん、台風は脅威です。営業することでかえってご利用者様に悪影響となっては本末転倒です。私にはスタッフの安全を守るという義務もあります。



最後の最後まで考え抜いて決断しなければなりません。

様々なオプションを気象庁のデータと睨めっこしながら今回も考えます。
過去の例や慣習には全くとらわれません。それがご利用者様にとって最も望まれていることか否か。判断基準はまずここです。そしてそれを達成する為にスタッフの安全という次のステップを考えます。



台風18号 
デイサービスかなでは11時に送迎を開始して、ご利用者様をお迎えし昼食をとり、入浴するというご利用者様の権利を守ることができました。
多くのかなでキャストは台風の去った比較的穏やかな環境の中、出社してまいりました。ここまで来ればクレバーなかなでキャストゆえ、そのあとは安全を考慮しながら自然と流れていきます。


それにしても19号の経路予測は難儀です。
 

夏の終わりを告げる鉄砲百合。秋の到来を知らせる彼岸花。
写真 (12)季節を彩る草花はどうしてこんなにも正確に咲くのでしょう。


~中略~


今年も最後にこの言葉を…

高齢者は心身機能が衰え、無気力無感情な弱者ではない。
高齢者は判断能力・思慮深さ・英知・人生経験を備え、たとえ身体機能は低下しても精神機能は衰えず、最期の時まで成長・完成を目指し、世のため人のために貢献する意欲を持ち続ける人たちである。

-デビット・B・ウルフ-


かなで新年度のごあいさつ文を更新いたしました。

 

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会社を登記して、明日で3年が経過します。
遥か昔のような気もします。
まあ、手探り状態でしたが夢がありました。


3年経った今、思い描いたとおりのデイサービスがここにあります。
明るく性格の良いスタッフと、デイを満喫してくださるご利用者様。


細かいこと言えば、まだまだです。
ただし、そのまだまだは自分自身が解決すべきことです。




4年目のコミットメント

菊川市内で一番 働き甲斐のある介護施設。
今期はこれを自分自身の目標に設定し達成します。



言っちゃった。


 

写真

今年の夏は不思議。

この朝顔が夕刻になっても萎まない。
種は昨年、ここで咲いていた朝顔のもの。

昨年は朝の10時ごろになるとほとんど萎んでいた。

なぜだろう…
答えはわからないけど嫌な気分ではない。

ただ今 18時29分

この朝顔が明日の朝、どうなっているのかが気になる。



かなで“奏友会”のみなさまです。
音楽療法士・西さんのひとつの成果です。

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長い冬がようやく過ぎようとしています。
春はやっぱりいいですね。開放感があります。

“かなで”のご利用者様は一日を笑いながら楽しくすごして下さっています。
生活機能訓練にも積極的に取り組まれ、そしてマッサージを楽しみにして下さいます。


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


この冬、数名のご利用者様が天寿を全うされました。
ご家族にとっても、私たち達にとっても悲しいことでした。

“かなで”では日々のみなさまの様子をスタッフが写真に撮っております。
(※ 2012年10月~2014年3月20日まで17,212枚)
この写真の中には生前の笑顔がたくさん見受けられます。
ほっとしました。笑顔に救われる思いです。


ご利用者様の笑顔はスタッフの成果でもあります。
ご利用者様に感謝  そしてスタッフにも感謝です。


♪青い山脈 赤いリンゴ♪
今、この瞬間も “かなで”は歌声喫茶です。



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オープンして18ヶ月目に入りました。
先月、初めてスタッフを送り出しました。

残念ではありますが、ご本人の人生です。
彼の選択を尊重するしかありません。

前勤務先の社長様からの熱いラブコールでした。
(介護関連の会社ではありません)
彼の当時の仕事ぶりが忘れられなかったのでしょう。

僕としても“いい人”と過ごしてきたということです。

彼は理容師免許をお持ちです。
これからは時間のある時にアルバイトとして『かなで』に来てくれます。

いい別れができました。

そして、彼と入れ替わりでステキな女性と関西系の爽やかな男性が仲間に加わりました。


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


写真はかなでのケアマネと看護師です。
日々、このテンションなんです。かなで…。


写真


人間50を過ぎれば誰でも病と向き合う。


僕は30を過ぎた頃、そいつと出会った。
“痛風”だ。

耐えられない痛さに病院に駆け込んだ。
注射を1本打ってロキソニンなどを処方される。
翌日には痛さはなくなる。

痛くないから予防の薬はのまない。
そして数ヶ月後に発作。
この繰り返しで今日まで来た。

この20数年間で病は増えた。
ちょっとした狭心症。
ちょっとしない腰痛。
腎臓なども少し患いハゲた。
その都度、病院で薬を処方されるが僕はのまないのだ。
別に信条があてのことではない。
めんどうなのだ。


そして最近は高血圧だ。
数値はびっくりだった。
生命存続の危機を初めて感じたくらいだ。


僕は会社でよく耳にした“あかっちクリニック”に行くことにした。
赤土と書いてあかっちと発音する
最初はふざけているのかと思ったが、どうやら正式名称だ。

菊川市の家庭医療センター。
初診で約30分ほど病歴やら生活習慣やらを丁寧にアセスメント。
心電図、血液検査、尿検査、レントゲン撮影。
まるで人間ドックだ。


頂いた処方箋は3種類
高血圧・痛風・狭心症の予防薬
僕は感激した。1ヶ所で事足りるのだ。

2週間後、調子に乗った僕は皮膚の痒みを訴えた。
ちゃ~ぁんとヒルドイド軟膏が処方されていた。


菊川市ってすごい。
家庭医ってすごい。
僕の健康もなんとか保たれるような予感がしてきた。

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